Iphone X

新しいSuper Retina HDが隅々まで広がる初のOLEDディスプレイが、美しい!

iOS 11搭載!新しいアプリや操作でユーザビリティがさらに向上

iOS 11搭載!新しいアプリや操作でユーザビリティがさらに向上

Phone X「TrueDepthカメラ」の写真革命iPhone写真がさらにきれいに

パワフルで安全な顔認証あなたの顔がパスワード代わりに

パワフルで安全な顔認証あなたの顔がパスワード代わりに

もっとも賢いAll Bionicチップ機械学習とARアプリが身近に

“新しざが光るスマートフォンの未来型それは、すべて未来の「体験」のため

これからの充電はポンと置くだけワイヤレスな世界がもっと近づく

これからの充電はポンと置くだけワイヤレスな世界がもっと近づく

オールスクリーンを採用

iPhone Xは, 5.8インチのオールスクリーンディスプレイというこれまでのiPhoneとは一線を画したデザインを採用。前面と背面はいずれも耐久性のあるガラス素材で挟まれ、本体色はシルバーとスベースグレイの2種類となっています。特にスベースグレイ仕上げはステンレススチール製フレームとガラスの色がなじむように物理蒸着処理が施されています。また、サイズは高さ143.6ミリ、幅70.9ミリ、厚さ7.7ミリとiPhone8 PlusとiPhone8の中間のような大きさ。重量も174グラムとiPhone8 Plusよりも軽いのが特徴です。

 オールスクリーンを採用

滑らかに曲がるディスプレイ

側面から見るとディスプレイはデバイスの曲面に沿って、丸いコーナー部分へと滑らかに連続しています。周囲は医療グレードのステンレススチール製のバンドで継ぎ目なく囲まれ、強度を確保しています。

 滑らかに曲がるディスプレイ

OLEDパネルを採用

ディスプレイの四隅は丸みを帯び、スクリーンはその先端にまで隙間なく広かつています。これは折り曲げが可能なOLEDパネルの採用によって初めて実現しました。

OLEDパネルを採用

IPhoneが向かう先

IPhone8/8ブラスがこの10年間のIPhoneの集大成だとしたら、IPhoneXはこれからのIPhoneが向かう先を指し示す、まったく新しい創造物です。本体の隅々にまで広がったオールスクリーンの5 8インチディスプレイはどこまでも滑らかで、両面が美しさと強さを兼ね備えた耐久性のあるガラス素材を採用しています。ホームボタンすら取り除かれたディスプレイは、シンプルになったぶん上部にある黒いタブのような切り込み部分が目を引きます。ここは「センサハウジング」と呼ばれる部分で、フロントカメラをはじめ各種のセンサが集約されています。具体的な機能については後述しますが、・-IPhoneX以降のシリーズではこの部分が外観上の特徴となることでしょう。 デバイス全体が1つのディスプレイとなった・‐IPhoneXですが、これを実現するために専用設計のOLED(有機EL)スクリーンを採用しています。このOLEDは従来の液晶ディスプレイと異なりバックライトを必要とせず、1つ1つのビクセルが自ら発光します。そのためスクリーン自体を薄型化して折り曲げることも可能で、四隅の曲面部分にまで表示エリアが行き渡っています。さらに、光源となるRGB各色をサブピクセルアンチエイリアスという処理で解像感を高め、歪みの少ない表示を可能としています。このような。これまでに例を見ない新しいディスプレイの表示性能を引き出すには、アブリ側のレイアウトも最適化する必要があります。オールスクリーン対応アブリの普及が期待されるところです。

カラハリは2種類

従来とはまったく異次元の性能を持つIPhoneXのディスプレイを、アップルはユーザに新たな視聴体験をもたらすものとして「スーパーレティナHDディスプレイ(Super RetinaID Display)」と命名しました。iOS11は、このディスプレイを活用できるように再設計されているので、ホームボタンの操作に代わり指先のさまざまなジェスチヤ操作によって直感的にコントロールできるようになっています。なお、本体サぞズは1つで、カラーはシルバーとスペースグレイの2種類。両面がガラス素材のためサイズに比べるとやや手応えのある重みですが、これにより「ワイヤレス充電」に対応しました。ガラスといっても耐久性は高く、前モデル同様の耐水・防塵性能を備えています。それでも心配な場合は、別途2万2800円のアップルケアブラス(Apple care十)への加入を検討しましょう。予約注文は10月27日(金)より、国内での店頭販売は11月3日(金)より開始。価格は11万2800円からで、容量は64GBと256GBのどちらかを選べます。

ワイドなディスプレイ比率

58インチのディスプレイはペゼルの上下郎分か取り除かれた結累、ディスプレイ比率はiPhone 8/8 Plusの169よりもワイドな2.17:1 となっています。さらに四隅の角丸やセンサハウジング部分の形状に合わせるにはアブリ側の対E:か必要で、今後対応アブリが増えていくことでしょう。

ワイドなディスプレイ比率

さまざまなセンサを内蔵

スクリーンにはさまざまなセンサを内蔵し. 6チャンネルの環境光センサを用いたTrue Toneはmmの光に合わせてホワイトバランスを調整します。ディスプレイがまるで印刷物のように衷示されるのはそのためです。

さまざまなセンサを内蔵

HDR対応のコンテンツを快適に再生

ディスプレイはハイタイナミックレンジHDR)をサポートし、iTunesやNetflixでMis.されるHDR対応の映画やテレビ番組をDolby VisionやHDR10で視≫可能です.

HDR対応のコンテンツを快適に再生

標準アクセサリも発売開始

すでにiPhone X用の橘準アクセサリも発表されています。ディスプレイの間間と連動したフリップ式のレザーフォリオケースや、色とりどりのシリコーンケースやレザーケースが所有者の満足感を鳥めてくれます。

標準アクセサリも発売開始

耐水・防塵もバッチリ

隙間のない美しさと堅牢さを兼ね慎えたiPhone XはIP67等級の防沫・耐水・防塵性能を備えており、どのようなシチュエーションであっても安心して使える強さを持っています。

 耐水・防塵もバッチリ

色を正確に表示

Super Retina HDディスプレイのOLEDスクリーンは輝ISの高sや広色域対応も偏え、葉界叢高水準のカラーマネジメントシステムをmetしています。P3やsRGBのカラーモードを正確に表示できるので映像や写真を観聴するのに最適です。

色を正確に表示

エッジ部分に注目

エッジ部分に注目

iPhoneXにはしなやかなフレキシブル基板を用いたOLEDディスプレイが採用されており、フロントガラスの局面に沿うようにエッジ部分の表示エリアが折り曲げられています。

8Plusを超えるディスプレイサイズ

8Plusを超えるディスプレイサイズ

iPhone Xの外形サイズはiPhone 8よりわずかに大きいサイズに関わらず、同モデルのSuper RetinaHDディスプレイは一回り大きなiPhone 8 Plusの5.5インチを上回る、58インチのディスプレイサイズを実現しています。

OLEDディスプレイを採用

OLEDディスプレイを採用

iPhone XのSuper Retina HDディスプレイにはiPhone初のOLEDディスプレイが採用されており、これによってiPhoneのフロントパネルサイズいっばいをスクリーンとすることに成功しています。

ビクセル自体が発光

ビクセル自体が発光

より鮮明に、色鮮やかに

iPhoneXの「スーパーレティナHDディスプレイ」には、iPhoneシリーズで初めてのOLED(有機EL)ディスプレイが採用されています。OLEDディスプレイは従来のiPhoneのレティナディスプレイに採用されているLCD(液晶)ディスプレイとはまったく異なる特性を持ち、アップル製品ではアップルウォッチシリーズで初めて採用されました。従来のLCDディスプレイは、LED光源を用いたバックライトパネルの上にカラーフィルタを取り付けた液晶パネルを重ね合わせた構造になっています。つまり、スクリーン全面のバックライトからの白色光源を液晶パネルの各ピクセルの光の透過率をコントロールすることで、目的の色を表現する仕組みになっています。これに対して、スーパーレティナディスプレイのOLEDディスプレイでは各ピクセル(有機ELセル)そのものが自ら光を放ち、その光がカラーフィルタを通して直接ユーザの眼に届ぐ仕組みです。このため、常にバックライトが発

光しているLCDディスプレイとは異なり、自己発光デバイスであるOLEDディスプレイでは画面上の黒い部分はまったく光を放たないため、その部分の消費電力はほとんどゼロに近く、バッテリ駆動時間を延ばせるのが大きな特徴です。

細かく滑らかな表示を実現

細かく滑らかな表示を実現

Super Retina HDディスプレイのビクセルピッチはiPhone史上もっとも高精細な458ppiで、これはRetinaディスプレイを搭載するiPhone 8の326ppiと比べても非常に細かく、より滑らかで緻密な表示を実現することができます。

Super Retina HD

圧倒的な解像度明るさ、広色域、正確な色表現

Super Retina HDディスプレイは、OLEDの特徴である広大なコントラスト高解像度、極薄といった特徴に加えて、本来OLEDが得意としない明るさ、広色域、正確な色表現も実現した特別仕様となっています。

压倒的な解像度

压倒的な解像度

Super Retina HDディスプレイの解像度は2436×1125ビクセルで、これiPhone 8の1334×750ビクセルはもちろんのこと、iPhone 8 Plusの1920×1080ビクセルをも越える圧倒的な情報星を誇ります。

Dolby Visionに対応

Dolby Visionに対応

Super Retina HDディスプレイは、Dolby VisionおよびHDR10規格に対応したHDR (High Dynamic RangG)表示、1000000対1のハイ・コントラスト、ディスプレイP3に対応する広色域に加えて、3D Touchもサポートしています。

もっとも大きいディスプレイサイズ

 もっとも大きいディスプレイサイズ

左からiPhone8、iPhoneX、iPhone8Plusの本体サイズとディスプレイサイズです。iPhoneXはiPhone 8Plusより小型にも関わらず、同モデルを上回るスクリーンサイズのディスプレイを備えていることがわかります。

圧倒的なコントラスト比

また、バックライトの光を液晶パネルで遮ることで黒を表現しているLCDディスプレイでは漆黒の表現が非常に難しい(わずかながら光が漏れる)のに対して、OLEDディスプレイではビクセル単位で完全に消灯することができるため、非常に高いコントラストを表現できます。たとえば、LCDディスプレイを採用するiPhone8の画面コントラスト比(白と黒の明るさの比)は最大1400対1ですが、iPhoneXは1000000対1と、およそ700倍に拡張。圧倒的なコントラスト比によって、iPhoneでは初めてHDR表示に対応しています。従来のiPhoneでは各ビクセルの明るさのコントロール範囲は256段階(8ビット)でしたが、iPhoneXはこれを1024段階(10ピット)に拡大しており、より繊細かつ微妙なグラデーションの表現が可能です。同時に、明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く表現することができるようになりました。さらに、黒の表現能力が大幅に向上したことにより、色純度(目的の色に他の色が混じる度合い)が大幅に改善され、よりピュアな色合いが表現できるようになっています。iPhoneXのスーパーレティナHDは、数多くの革新的なテクノロジーを集約した史上最強のディスプレイなのです。

ポートレートモードで

ポートレートモードで

セルフィー撮影フロントカメラでもポートレートモードによる撮影が可能となりました。被写界深度エフェクトを用いて、背景をぼかした印象的なセルフィー撮影ができます。

望遠側にも手ぶれ補正

望遠側にも手ぶれ補正

背面のデュアル12メガピクセルカメラは、画素数こそ据え置きですが、光学式手ぶれ補正(OIS)を広角側だけでなく望遠側にも搭載しました。レンズの明るさも広角側はf1.8ですが、望遠側かf2.8からf2.4へとスペックアップしています。

FaceTimeカメラでポートレートライティング

ベーダ版の「ボートレートライティング」機能では、写真に5種類の照明エフェクトを加えられます。左から自然光、スタジオ照明、輪郭強調、ステージ照明、ステージ照明(モノ)効果です。iPhoneXではフロントカメラでもポートレイトライティングが可能です。

 FaceTimeカメラでポートレートライティング

進化したTrueToneフラッシュ

進化したTrueToneフラッシュ

画像処理プロセッサ(ISP)のさらなる改良により、被写体の動きや明るさを検知して撮影前に写真を最適な状態にします。これらの技術によりHDR写真もより美しくなります。

最大240fpsのスローモーション撮影

最大240fpsのスローモーション撮影

ビデオ撮影も強化され、最大60fpsの4Kビデオに加え、これまでの2倍となる最大240fpsの1080pスローモーション撮影に対応しました。また、AR (拡張現実)との組み合わせでこれまでにない映像体験を実現します。

望遠側にも手ぶれ補正

すでに完成の域に達したと思われたiPhoneカメラですが、iPhoneXではさらなる高みを目指したテクノロジーが多数搭載されています。まず、背面カメラはiPhone8ブラスと同じく広角レンズと望遠レンズを組み合わせた1200万画素のデュアルカメラですが、内部設計が大幅に見直されて光学式手ぶれ補正が望遠側にも搭載されています。さらに、レンズの明るさも望遠側をf2.4としたことで、遠くを撮影する際にも手ぶれや補正ノイズが発生しにくくなっています。さらにそれぞれのカメラが広色域への対応や正確な露出補正など各種の自動補正機能を備え、被写体の要素を自動的に検出することでシヤッターボタンを押す前に設定を最適化できるという驚きの機能を持ちます。また、2つのレンズは従来の横配置ではなく縦配置となり、横向きのランドスケープモードでもレンズに指がかかりにくくなっているのも細かな改良点です。

前面のカメラが大幅に強化また、前面のフェイスタイムカメラも大幅に強化されました。後述(34ページ)のフェイスーDのために開発された700万画素の「トウルーデプス(True Depth)カメラ」が搭載により、背面だけでなく前面のカメラでも被写界深度エフェクトを使ったポートレートモード撮影が可能です。これにより、従来よりもはるかに高品質で印象的なセルフィー撮影が行えます。

そして、注目の新機能がスタジオでの照明効果を再現するという「ポートレートライティング」です。これは現在のところベーダ版ですが、被写体の顔認識を行つてリアルタイムで5つの照明効果を選択できます。いずれも「美肌」のような不自然な効果ではなく、スタジオで撮影したような効果が得られます。このポートレートライティングは、iPhone8プラスでは背面カメラでのみ可能です(iPhone8は非対応)。iPhoneXだけが前面カメラでも利用できるので、大きなアドバンテージとなるでしょう。

さらに、ビデオ機能も強化されています。もはや常識となりつつある4K撮影は、フレーム数が最大60fpsですが、1080pのスローモーション撮影では最大240fpsに対応。これまでよりも滑らかでエモーショナルな映像表現を可能としています。ほかにも、各カメラはAR(拡張現実)体験を実現するための大きな役割を担っていて、モーショントラッキング(動体検知)に利用するジャイロスコープと加速度センサ、さらにA11バイオニックCPUによるシーン認識やリアルタイムの照明光推定などを組み合わせて、これまでにない映像表現を可能にしています。

43億個のトランジスタを搭載

 43億個のトランジスタを搭載

A10 Fusionプロセッサの33億個のトランジスタ数(16nm FinFETプロセス)に対して、A11 Bionicプロセッサは43億個のトランジスタを搭載TSMCの10nmFinFETプロセスで製造されます。

A10 Fusionプロセッサの33億個のトランジスタ数

A11 Bionicプロセッサ

A11 Bionicプロセッサ

Apple A11 Bionicプロセッサは、ARMv8-Aアーキテクチヤの2つの高性能CPUコアと4つの高効率CPUコア、独自設計の3コアGPU、新しいISP (ImageSignal Processor)、ニューラルエンジンなどを統合したアプリケーションプロセッサです。

高性能コアが最大25%アップ

高性能コアが最大25%アップ

All Bionicプロセッサは従来のA10 Fusionプロセッサと比べて、高性能コアが最大25%、高効率コアが最大70%、フル稼働時のマルチスレッド性能が最大70%高速化されています。

Fusionテクノロジーが進化

Fusionテクノロジーが進化

ISPにも自社開発のエンジン

 ISPにも自社開発のエンジン

Apple自社開発のGPU

 Apple自社開発のGPU

より速く、もつと快適に

iPhoneX/8/8プラスに採用された「A11バイオニック(A11 Bionic)」プロセッサは、高性能64ビットCPUコア「モンスーン(Monsoon⊃)」2個と高効率64ビットCPUコア「ミストラル(Mistral) I4個を搭載するヘテロジニアス(異種)ヘキサコアのアプリケーションプロセッサです。性能優先でチューニングされた高性能コアとエネルギー効率優先でチューニングされた高効率コアを組み合わせて切り替えるアプローチは、iPhone7シリーズに採用されている「A10フュージョン(Fusion)」プロセッサと似ていますが、各コアの役割分担を管理する「パフォーマンスコント口上フ」が第2世代に進化したことにより、より高度なコア制御が可能です。これにより、最小シングルコア動作から最大全6コアのフル稼働まで、システム負荷に応じてダイナミックに各コアの処理内容を切り替えられ、フルパフォーマンス時にA10プロセッサと比較して最大70%ものCPU性能向上を実現しています。

A11プロセッサでは、GPUコアもアップル独自設計の3コアグラフィックエンジンに更新されています。従来のアップルAシリーズプロセッサは、すべてイマジネーション・テクノロジーズ(Imagination Technologies)社の「PowerVR」シリーズグラフィックコアーPを採用していま

したが、今回独自にGPUアーキテクチヤを自社開発することによって、さらにIOSに最適化したグラフィックエンジンに再設計すると同時に、他社のライセンスフィーが不要となり、そのコストを別の機能に振り向けることが可能となっています。その結果、A11プロセッサのグラフィック性能は最大30%向上しているにも関わらず、同処理能力時の消費電力は約半分まで低減されています。

機敏なレスポンスを実現

このほかにもA11プロセッサには、照明シミュレーション、HDR、ディスプレイP3対応の広色域処理、240fpsの高フレームレートに対応した新しいイメージ信号プロセッサ(ISP)と、フェイスーDなどをサポートするニューラルエンジンを搭載しています。従来のSiriをはじめとするAI(人工知能)機能はオンライン接続されたグラウトによって処理されていましたが、A11プロセッサに搭載されたニューラルエンジンはその多くをiPhone上で実行(オフロード)することで、ユーザ操作に対する俊敏なレスポンスと、ユーザの個人情報に対するセキュリティの向上を同時に実現しています。

A11プロセッサは高性能と高機能を高次元のバランスで兼ね備えており、まさにiPhone登場10年にふさわしい卓越したアプリケーションプロセッサなのです。

見つめるだけでアンロツク

iPhoneXでは、ホームボタンによるタッチーDの代わりに、トゥルーデプス(TrueDepth)カメラシステムを用いた新しい顔認証システム「フェイスーD」が搭載されました。使い慣れた機能を残すことなく新しいシステムだけを採用するのは、アップル製品の潔さともいえます。

フェイスーDは、本人の顔写真をただ撮影して登録するのではなく、センサハウジング部分に搭載された各種のカメラとセンサ、そしてA11バイオニックチップの解析によって実現します。

仕組みとしては、まずトウルーデプスカメラシステムに搭載されたドットプロジェクタ(DotProjector)が目に見えない3万以上の見えない赤外線ドットを顔に投射。そして、そのドットパターンを赤外線カメラが撮影して顔の凹凸などの深度情報を取得し、A11バイオニックに渡して解析を行って登録した顔の数学モデルを構築します。この情報はチップ内のセキュア・エンクレーブ(Secure Enclave」という領域に安全に保存されます。

そして、登録したあとは赤外線カメラが取得したイメージと保存通知中は作動せず

通知中は作動せず

ロック画面に表示される各種の通知を見ている間はFace lDは作動しません。フロントカメラを注視したときにはじめて動作します。

顔で認証を解除

顔で認証を解除

iPhoneXで新たに採用された認証システムがFaceIDです。本体上部のセンサハウジング部分を見ることで画面のロックを解除できます。

赤外線ドットを照射

赤外線ドットを照射

本人認証のために、3万もの見えない赤外線ドットを照射して、そのドットバターンから顔の数学モデルを構築します。

新カメラによって実現

 新カメラによって実現

Face IDはドットプロジェクタ、赤外線カメラ、投光イルミネータで構成されたTrueDepthカメラシステムによって実現した機能です。

登録時に顔を覚えさせる

登録時に顔を覚えさせる

登録画面はこのようにさまざまな角度で顔を憶えさせます。顔の情報はA11 BionicのSecure Enclaveに格納されるため、情報がインターネットやiCIoudに送信されることはありません。

登録画面はこのようにさまざまな角度で顔を憶えさせます

このようにフェイスIDは非常に高度で複雑な仕組みとなっていますが、実際のユーザ体験としては非常にシンプル。最初に自分の顔をいくつかの角度から撮影して登録したら、あとは前面のカメラ部分を見つめればロックを解除できます。ロック画面に表示される通知情報などを見ているときにフェイスIDが誤動作しないような仕組みも備わっています。

サングラス着用中もOK

されているパターンを照合して本人認証が行われます。赤外線カメラの隣には、目に見えない赤外線を照射する投光イルミネータが装備されていますので、暗い場所でも顔を特定できるのです。

また、登録した顔のパターンは数学モデルとなっているため、髪型や化粧、メガネの装着やちょっとした変装くらいでは本人認証が妨げられることはありません。赤外線を照射するので一般的なサングラスでも顔認証可能です。さらに、写真や本人の顔を複製した精緻なマスクなどでもこの認証を欺くことはできませんが、双子であればわずかですが誤認証する可能性があることはアップル自身認めています。とはいえ、100万分の1の確率であり指紋認証のタッチIDよりもはるかにセキュアです。安全性が確保されているので、アップルベイでの決済や銀行アプリの本人認証などにもこのフェイスIDが利用可能です。

暗い部屋でも大丈夫

暗い部屋でも大丈夫

赤外線を照射するので、暗い室内でも利用できます。注視しないとロック解除されないため、寝顔で認証を回避される心配はありません、

屋外でも使える

屋外でも使える

Face IDを設定したiPhoneXは屋外でも問題なくロック解除などが行えるようになります。

Apple Payでも利用可能

 Apple Payでも利用可能

Touch lDの指紋認証よりも高度なセキュリティm能を持つFace lDはApple Payの認証と支払いにも利用できます、

写真やマスクは認識せず

写真やマスクは認識せず

TrueDepthカメラで3次元解析するので、写真を用いたり精瞰なマスクを使つた程厦では欺くことはできません。

機械学習で賢くなる

機械学習で賢くなる

槻械字習により外見の変化にも対応します。眼鏝をかける、帽子をかぶる、髪形などを変える程度の違いであれば本人認証が可能です。

サードパーティにも開放

 サードパーティにも開放

このFace IDを用いた認証システムは他の対応アブリでも利用可能で、操作の利使性か大きく高まることが期待されます、

20倍セキュアな仕組み

20倍セキュアな仕組み

Face IDはTouch IDより20 倍セキュアであるとするAppleですが、よく似た双子の楊合は認証をすり抜ける弱点かあることは認めています、これは既存の顔認証システムも同様です、

ホーム画面の表示

 ホーム画面の表示

マルチタスキング

マルチタスキング

ジェスチヤが大幅変化

iPhoneXのユーザインターフェイスでもっともインパクトのある変更が「ホームボタン」の廃止です。iPhoneはこの10年の間にクリック感のある物理ボタンから「タップティックエンジン(Taptic Engine)」を搭載した感圧式センサのボタンヘ変更しました。しかし、装置こそ変化してきましたが、大型のマルチタッチティスプレイに1つだけある丸いホームボタンという組み合わせは最新のiPhone8/8プラスまで引き継がれてきました。このホームボタンは・iPhoneのイメージを象徴するアイコン的な役割もあったので、全面テイスプレイとなったiPhone Xの姿に戸惑いを覚えた人も少なくないでしょう。

しかし、実際は指先のジェスチヤ操作だけで、これまでのホームボタンと同じ役割を果たすことが可能です。ここでは代表的なジェスチヤ操作と、本体両サイドにあるボタン操作について紹介します。

併用する場合にご用心

一番利用頻度の高いであろうホーム画面への移動は、画面の下部分にある横線のアイコンである「ホームインジケータ」を下から上方向に親指で素早くスワイプするだけで移動できます。一見難しく感じられるかもしれませんが、

Face IDの無効化

Face IDの無効化

右側面のサイドボタンを5回続けてクリックすることで、一時的にFace lDを無効化できます。何らかの理由でロックを強制解除させられることを防ぐセキュリティ機能です。

コントロールセンター

コントロールセンター

Siriの呼び出し

Siriの呼び出し

スクリーンショットの撮影

スクリーンショットの撮影

Apple Payの呼び出し

 Apple Payの呼び出し

スクリーンショットを撮影したい画面を開いた状態で。右側面のサイドボタンを押して直後に左側面の音量ボタンのいずれかを押します。すると画面が一瞬白くフラッシュし、アルバムにスクリーンショットが保存されます。

数回繰り返してみれば思いのほかすぐに慣れてしまうものです。iPhone8/8プラスなど従来と同じホームボタンを搭載したモデルと同時に併用する場合は注意が必要ですが、それ以外であれば問題なく利用できるはずです。また、マルチタスキングやコントロールセンターの表示もジェスチヤを利用しますが、こちらはこれまでのボタン操作とは若干イメージが異なるので、iPhone Xの購入を検討している人は覚えておくとよいでしょう。さらに、Siriやアップルペイの呼び出しなどサイドボタンを活用する操作もあります。今のうちに理解しておきましょう。

TrueDepthカメラの恩恵

iPhonexに搭載されているTrueDepthカメラシステムの恩恵は、Face“DやFareTimeカメラでのボ“トレ“トモ“ド撮影だけではありません。アニ文字といったユニークな槻能もTrueDepthカメラか生み出す“Phonexの魅力です。

TrueDepthカメラの恩恵

ユ“ザの表情がアニメ”ションに!

ユ“ザの表情がアニメ”ションに

アニ文字は、自分が困った表情になれば、絵文字も困った表ISに変化。これまでテキストだけでは伝えられなかっだ“表情”までも、メッセ“ジと―緒に相手に送ることができます。

顔の筋肉をマッピング

 顔の筋肉をマッピング

TrueDepthカメラによって. so以上の顔の筋肉をリアルタイムでマッビンクすることか可能ですこれにより、ユーザの表情をより滑らかに絵文字に反映てきます。

絵文字は12種類から選択

絵文字は12種類から選択

ア二文字としで利用できる絵文會は全皿で12稲垣。犬や魯、プタ、バンタなとの一般的な厠物だけでなく、口ポンドや宇宙人、ユニコーンなどのキャラクターも選択可砲です。今後のアyフテートによっでもっと増えることか予国できます。

メッセージがよりリッチに

メッセージがよりリッチに

メッセージを受け取ったユーザは、相手のボイス付きのアニメーションをメッセージ上で再生できます。これまで以上に楽しいコミュニケーションが可能になるでしょう。

使い方もシンプルで簡単

使い方もシンプルで簡単

スペシャルイペントでは「メッセージ」アブリでアニ文字を使った動画か流れました。便い方もシンブルで、メッセージ入力畷にあるAppstoreマークをタップし、絵文亨を選んで表情と声をti画/録音するたけです。

iPhoneXのトウルーデプ

スカメラには、ドットプロジェクタ、近接センサなどのテクノロジーが極小のスペースに詰め込まれています。そして、このトウルーデプスカメラとA11バイオニックチップの連係によって、新機能「アニ文字」が利用できます。

アニ文字は、トウルーデプスカメラによってユーザの顔の筋肉をリアルタイムでマッピングし、アニメーションに反映させる新しいメッセージの形。ユーザはアニメーション付きの絵文字メッセージを録画することで、これまで以上にリッチなメッセージのやりとりを行えます。また、ア二文字には音声を付加させることができるので、まるでキャラクターがユーザの声でしゃべっているような絵文字を作成できるのです。画面越しでも気持ちがわかるキャラクターは、うざぎやパンダ、ユニコーンなど12種類から選択可能。使い方もシンプルで、「メッセージ」アプリなどのテキスト入力欄の左側にあるAppStoreマークをタップして使いたいキャラクターを選択し、赤い録音ボタンを押して表情や声を録画/録音するだけ。あとは相手にメッセージを送るだけでOKです。

トゥルーデプスカメラは、アップルベイの支払いなどの実務的な作業の利便化だけでなく、家族や近しい友人とのコミュニケーションをより楽しいものにしてくれる画期的な技術といえるでしょう。

対応製品の登場に期待

対応製品の登場に期待

Bluetoothが吊新規格「Bluetooth 5.0」に対応しました。クラウドファンディングではすでにBluetooth 5.0に対応したワイヤレスイヤフォン「Toch」が登場しています。今後徐々に対応製品がリリースされるてしょう。

iPhone Xのみバッテリの持ちがアップ

 iPhone Xのみバッテリの持ちがアップ

iPhone Xは、iPhone 7と比へて最大2時間長い駆動時間を實現していますiPhone 8/8 Plusはフシリーズと同等の驅動時間なので、バッテリ問題に悩むユーザにとっては大きなメリットになるてしょう。

来年にはAirPowerが発売

来年にはAirPowerが発売

2018年には純正のワイヤレス充電器「AirPower」が発売されるとアナウンスされています(価格は未発表)。もちろん現状でもQiに対応している製品であれば、ワイヤレス充電を行うことできます。

ワイヤレス充電に対応

ワイヤレス充電に対応

iPhone 8/8Plus同様、iPhone×もワイヤレス充電に対応しています。充電中でもLightningコネクタが利用できるので、「充電中に有線で音楽を聴く」といったことが実現できます。

充電中に有線で音楽を聴く

バッテリの悩みを解決

今回のスペシャルイベントで発表された新機能の中でも、とりわけユーザからの注目を浴びたのが、iPhone初搭載のワイヤレス充電機能でしょう。ワイヤレス充電は、iPhone8/8プラスだけでなく、もちろんiPhone xでも利用することができます。旧来までのライトニングケーブルを使った充電方法では、充電中はライトニングコネクタが塞がってしまい、その他の作業ができませんでした。しかし、iPhoneXや8/8プラスでは、「Qi(チー)」に対応する充電パッドの上に載せるだけで充電が開始されるため、充電中にもライトニングコネクタを別の目的に利用できます。

また、ワイヤレス通信方式は、最新規格であるM-MO対応の「IEEE802・11ac」対応と変更ありませんが、プルートゥース規格は最新の「プルートゥース5.0」に対応しました。現段階ではまだプルートゥースヘッドフォンなどの対応製品が発売されていませんが、通信距離/通信速度が向上するため、より使い勝手がよくなることが予想されます。

また、、iPhoneXのバッテリは、iPhone7と比べて最大2時間長い駆動時間を実現しました。連続通話時間は最大21時間、インターネット利用は最大12時間(iPhone7プラスは連続13時間)と旧モデルと同等ですが、iPhoneXでは高速充電に対し、30分充電するだけで最大50パーセント充電できます。

なお、ワイヤレス充電機能やプルートゥースに関しては、iPhone8/8プラスにも同様に搭載されています。詳しい解説は次ページ以降の解説を参考にしてください。