アニメーションや透過効果などは意外に大きな負荷がかかる
パソコンの動作を高速化、快適化する際は、ついついシステム面に目がいってしまいがちだが、実はデスクトップ表示でも大きな負荷がかかっている場合がある。特に新しいOSほどアニメーションや透過効果などのエフェクトが多用されているため、これらをオフにするだけでも高速化できる。パソコンの動作に影響を与えがちなデスクトップ要素
まずは視認性が高い壁紙や単色パターンに変更
デスクトップには好みの画像を壁紙として配置できるが、入り組んだ画像や派手すぎる画像を壁紙に配置してしまうと視認性が低下し、作業効率にも影響してしまう。まったくの無地にする必要はないが。見やすい壁紙を配置することで視認性が高まり、ファイルやフォルダーを見失うこともなくなる。
デスクトップの設定でパソコンを快適にできる
パソコンを使った操作の多くは、デスクトップ上に衣示されるウィンドウを見ながら行うのがほとんど。普段はなかなか意識することはないが、このデスクトップの表示にもパソコンの動作に彫紳を及ぼすものがある。本来はフォルダーのアクションなどをより見やすくするために追加されている透過効米やアニメーションも、ローパワーのマシンの場介では逆に足かせになってしまうのだ。こうした視覚効米をなるべくオフにして、代わりに動作に影響がないカラーリングなどにこだわってカスタマイズすれば、スペックに不安があるパソコンでも視認性を鳥めつつ、おしゃれなデスクトップにすることができる。ここではそんなローパワーでも安心なデスクトッブカスタマイズの方法を紹介していこう。
動作環境に影響しない範囲内なら積極的にカスタマイズして作業効率をアップ
好みと見やすさの両立を目指そう
スタートメニューやフォルダータイトルのテーマカラーを変えるのも視認性を高める手段のひとつ、こうしたテーマカラーの変更だけならパソコンの動作には影響がないので、自分の好みと見やすさを考えて積極的にカスタマイズするのがオススメだ一印象も大きく変わるぞ。
カラーリングの変更などで視認性を高めよう
重くなりがちなフォルダーの動作はフォルターオプションで上手に設定すべし
必要がないフォルダーの動作は極カオフにすることで、無駄な処理を軽減することができる
Windows 10のフォルダー(エクスプローラー)はさまざまな操作を行えるようになっており、ファイルの管理などに役立てることができるようになっている.、しかし、なかには日常的にあまり使用しないような操作も多く、ローパワーのマシンではこれらが快適な動作を妨げてしまう場合もある、そこで、フォルダーオブションを見直し.必要のない機能はどんどんオフにしてしまおう、
アニメーションエフェクトの無効と背景の非表示でメモリー消費を大幅に抑える
壁紙表示にこだわりがなければこの方法が有効
ファイルの展開や格納などで使用されるアニメーションエフェクトは、最新のパソコンなら気にならないが、少し前のモデルになるとスペックが追いつかずに処理が重くなってしまう、ロースペックのマシンを使用しているなら、このアニメーシ=Jンエフェクトはオフにするのがオススメだ。また壁紙の貼り付けそのものをオフにすることもできる
動作が重くなる原因になりうるスタートメニューの透明効果をオフにする
ボンヤリ透けていた透明効果をなくせば見やすい
スタートメニューをよく見てみると。デスクトップ上のアイコンやウィンドウがボンヤリ透けて見えるのがわかる。この透過表示も意外に負荷が大きいので、オフにしてしまうのがオススメだ。また、透明化をなくすことでメニュー全体が見やすくなる。パソコンのスペックに不安がない場合でもオススメだ。
デスクトップに表示される文字がにじんでしまった場合は拡大率を修正すべし
知らぬ間に拡大率が変更されている場合も
それほど頻繁にあるわけではないが、Windowsの補助機能で拡大率を変更している場合は、デスクトップに表示される文字がにじんでしまうことがある。これを改善するには、カスタム拡大率を通常の100%に戻せばいい。この拡大率はグラフィックカードの影響などで勝手に変更されていることもあるので注意が必要だ。
無駄なエクスプローラーの展開を最小限に抑える『Clover 3』を使う
エクスプローラーにタブ機能を追加できる便利なアブ'丿
複数のエクスプローラーを同時に展開したいなら、この「Clover 3」がオススメだ。エクスプローラーにタブ機能を追加して自由に切り替えられるようになる。使い勝手のいいタブが追加される
ライブタイJレをオフにして無駄な通信と表示を抑える
ライブタイルは意外に処理を圧迫する
スタートメニ1-の右側にはさまざまなアプリがタイル表示されている。アブリによってはここで最新の情報を得られるが、パソコンの動作を快適t:したい場合にはこのライブ表示をオフにする。
タスクバーのアプリを最小限にして小さく表示
デスクトップをできる限り広く便いたい
使用頻度か高いアブリはタスクパーに登録して.いつでも起動できるようにすると便利、タスクバーはデスクトップの下に常駐しているが、これを小さくすることで作業スペースが広がる、、
仮想デスクトップでアプリを使い分けるとウィンドウの乱立を避けられる
アイコンをクリックするだけで簡単に便用できる
パソコンで作業を行う場合は、時として複数のアプリやウィンドウを同時に開く必要が出てくる。そんな場合は仮想デスクトップという機能を使用して、デスクトップそのものを使い分けるのが有効だ、たとえば片方では全画面表示でグラフィックアプリや表け算アブリを起動しておき、もう片方でフォルダーやメールなどを開いておくと作業がしやすくなる、仮想デスクトップは自由に使える。
しっくりこないWindows 10のデスクトップをアプリで旧OS風にカスタマイズ
アブリを便えぱ旧OSそっくりのデスクトップにできる
Windows 10のスタートメニューやタスクバーがどうもしっくりこないという場合は、アブリを使って旧OSそっくりにカスタマイズすることができる。もちろん見た目だけでなく、スタートメニューの構成なども旧OSのものに変更することができるので、どうしても慣れないという場合にはオススメだ。
見た目も機能も旧OSに近づけられる
旧OSに近いテーマと壁紙を登録する
デスクトップを旧OSのものに近づけるなら、まずは見た目を変更することから始めるのがいい。このアブリは、デスクトップのカラー配置設定である「テーマ」を変更して、旧OSのものに近づけることができるというものだ。また、壁紙配布サイトなどから以前のOSの壁紙を入手すれば、見た目だけでも簡単に旧OSのものにすることができる。お手軽なのでぜひ試してほしい。
スタートメニューを旧OS風のデザインに変更する
スタートメニューの機能を以前のものに戻す場合は、この「Classin Shell」を使うのがオススメだ。アプリをインストールして起勣する際、使用するスタートメニューのスタイルを選択できる。このアプリそのものを終了すれば、Windows 10のスタートメニューにすぐ戻すことが可能だ。デスクトップカスタマイズでは定番のアプリ。
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